どうなるニッポン

え〜、映画や音楽などなど好きなことを語りたいんですけど、やっぱり今のニッポンに対して言いたい。


まず参院選では自民党議席数を過半数割れさせたことに成功したわけですし、民主党は目標議席より少なかったわけで勝ち負けで言うと自民党は勝ったという形になる。しかし決して早合点してはいけないのが、自民党を支持している人が多かったから勝ったわけではないということ。



民主党の政策のやり方や小沢さんの存在に対して、鳩山さんの煮え切らない態度に業を煮やした感じなどなど不満を募らせた結果とも取れるかもしれないし、または菅さんが何を思ったか、何もしないうちからいきなり消費税10%にする発言をしたことに対してなのかもしれない。



ここで気になるポイントがある。選挙権は何故20歳以上の全ての人に与えているのか。
「アホかお前は」という人もいるかもしれないが、投票する際どこで情報を得て判断をし、またはその態度が肯定的意味でなのか批判的意味でなのかってすごく重要だと思う。



まず言いたいのはどこで情報を得てるか。
投票する人たちのみんながみんな新聞をこまめにチェックし、演説をわざわざ聴きに行き、テレビなどでの印象など全ての情報を受け入れて自ら判断するわけではない。
主なタイプは新聞という活字派と、テレビという映像や音声派に分かれてるんじゃないかな?または両方込みでという感じじゃないですか?まあ各々あるでしょう。



で、何が言いたいってそこでしか情報入ってこなさすぎ。もっとインターネットは利用されてもいんじゃないかな。
テレビって朝・夕方・11時前後にニュースってやってるから、極端な話が朝早く起きて出勤して夕方ニュース終わる頃に帰ってきて朝早いから早く寝るって人もいるんじゃない。ニュースって普段は片手間で聞いてる分には支障ないからいいけど、選挙に関して片手間で聞けるか?
新聞だってわざわざ買ってまで…って人がいたって不思議じゃない。



さらに言うとテレビ派な人って受動的な態度で、新聞派は能動的な態度と言えると思う。どちらの態度が選挙に積極的かって新聞派じゃないかな。いい判断ができるできないは個人の能力もあるから別として。
じゃあネットはって能動的な態度だと思う。だいたい30代前半より下はネットの情報を主にしている人も多くなってるはず。もし、年寄り政治家が若者に積極的に働きかけていくにはそこを見逃すっておかしくないですか。
つまり結論は公職選挙法に今はひっかかるにせよ、いつかはネットも重要な情報源にしていかないと。



次に、選挙に対する態度について自分から見ると、否定的な意味合いが強いと感じる。
肯定的な意味合いで自民党に流れた票って少なくないと思う。それこそ、テレビや新聞では鳩山さんのはっきりしない態度や、小沢さんの存在の強さなどを強調していたし、支持率だって上がったって大きく言わないけど下がれば騒ぎ立てる。そういった報道のやり方でテレビを受動的な態度で見る人は、肯定的に政治家を見ること出来ません。
そんな報道だから「あっちが今ダメだと言われているからこっち」という人だって出てくるから。
選挙中だからNHK見るっていうのもわざわざしないだろうし。



ホント大まかにしか言えないけど、そういった態度でしか見ない人に対して「メディアに踊らされている」という常套句は本当はおかしいから。そう言ってる人自体も「踊らされてる」だけ。




             

ダンシング・シスター~ザ・ベスト・オブ・ノーランズ

ダンシング・シスター~ザ・ベスト・オブ・ノーランズ